【風俗営業】

風俗とは・・・?

風俗と言うと、性風俗をイメージされることが多いですが、江戸時代の町民文化や若者の文化など、庶民の生活・娯楽である「風習・世俗」からきています。

風俗営業は、風営法により対象業種が定められてます。お酒を提供して客を接待するお店や深夜営業する飲食店、パチンコやゲームセンター、性風俗や異性紹介業など、多くの業種が定められています。風俗営業は主に警察署に申請・届出を行いますが、「接待飲食等営業」と言われるキャバクラやホストクラブ、深夜営業する飲食店等は、飲食店営業許可申請(保健所)が必要になりますし、「性風俗関連特殊営業」等は公衆浴場法(保健所)も関係してきます。

風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和二十三年法律第百二十二号)

風俗営業の種類

風俗営業(法第2条第1項)

【接待飲食等営業】

  • 第1号営業 社交飲食店、料理店・・・キャバレー、料理店、社交飲食店、カフェなどの設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業  → キャバクラ、ホストクラブ、料亭など
  • 第2号、第3号営業・・・記載省略

【遊技場営業】

  • 第4号営業 麻雀店、パチンコ店等・・・設備を設けて客に射幸心をそそる恐れのある遊技をさせる営業
  • 第5号営業 ゲームセンター等・・・スロットマシン、テレビゲーム機その他の遊技設備で本来の用途以外の用途として射幸心をそそるおそれのある遊技に用いることができるものを備える店舗その他これに類する区画された施設において当該遊技設備により客に遊技をさせる営業(第4号営業に該当する営業を除く。)

【特定遊興飲食店営業】(法第2条第11項)

  • ナイトクラブ等・・・ナイトクラブその他設備を設けて客に遊興をさせ、かつ、客に飲食させる営業(客に酒類を提供して営むものに限る。)で、午前6時後翌日午前零時前の時間において営むもの以外のもの(風俗営業に該当するものを除く。)  → クラブ、ディスコ、ライブハウスなど
  • バー、酒場等・・・バー、酒場等、深夜(午前0時から午前6時)において、設備を設けて客に酒類を提供して営む飲食店営業(営業の常態として、通常主食と認められる食事を提供して営むものを除く。)  → バー、スナック、ガールズバーなど

性風俗関連特殊営業(法第2条第5項)

店舗型性風俗特殊営業(法第2条第6項)

  • 第1号営業 ソープランド・・・浴場業の施設として個室を設け、当該個室において異性の客に接触する役務を提供する営業
  • 第2号営業 店舗型ファッションヘルス・・・個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業(1号営業に該当する営業を徐く。)
  • 第3号営業 ヌードスタジオ・個室ビデオ・のぞき部屋・ストリップ劇場等・・・専ら、性的好奇心をそそるため衣服を脱いだ人の姿態を見せる興行その他の善良の風俗又は少年の健全な育成に与える影響が著しい興行の用に供する興行場として政令で定めるものを経営する営業
  • 第4号営業 ラブホテル・モーテル・レンタルルーム・・・専ら、異性を同伴する客の宿泊(休憩を含む。)の用に供する政令で定める施設を設け、当該施設を当該宿泊に利用させる営業
  • 第5号営業 アダルトショップ・大人のおもちゃ屋等・・・店舗を設けて、専ら、性的好奇心をそそる写真、ビデオテープその他の物品で政令で定めるものを販売し、又は貸し付ける営業
  • 第6号営業 出会い系喫茶・・・店舗を設けて、専ら、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際(会話を含む。)を希望する者に対し、当該店舗内においてその者が異性の姿態若しくはその画像を見てした面会の申込みを当該異性に取り次ぐこと又は当該店舗内に設けた個室若しくはこれに類する施設において異性と面会する機会を提供することにより異性を紹介する営業

無店舗型性風俗特殊営業(法第2条第7号)

  • 第1号営業 派遣型ファッションヘルス等・・・人の住居又は人の宿泊の用に供する施設において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業で、当該役務を行う者を、その客の依頼を受けて派遣することにより営むもの
  • 第2号営業 アダルトビデオ等利用のアダルト画像送信営業・・・電話その他の方法による客の依頼を受けて、専ら、性的好奇心をそそる写真、ビデオテープその他の物品で政令で定めるものを販売し、又は貸し付ける営業で、当該物品を配達し、又は配達させることにより営むもの

映像送信型性風俗特殊営業(法第2条第8項)

  • インターネット等利用のアダルト画像送信営業・・・専ら、性的好奇心をそそるため性的な行為を表す場面又は衣服を脱いだ人の姿態の映像を見せる営業で、電気通信設備を用いてその客に当該映像を伝達することにより営むもの

店舗型電話異性紹介営業(法第2条第9項)

  • テレホンクラブ(入店型)・・・店舗を設けて、専ら、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際(会話を含む。)を希望する者に対し、会話(伝言のやり取り含む。音声によるものに限る。)の機会を提供することにより異性を紹介する営業で、その一方の者からの電話による会話の申込みを電気通信設備を用いて当該店舗内に立ち入らせた他の一方の者に取り次ぐことによって営むもの

無店舗型電話異性紹介営業

  • ツーショットダイヤル・伝言ダイヤル等(無店舗型テレクラ)・・・専ら、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際(会話を含む)を希望する者に対し、会話(伝言のやり取り含む。音声によるものに限る。)の機会を提供することにより異性を紹介する営業で、その一方の者からの電話による会話の申込みを電気通信設備を用いて他の一方の者に取り次ぐことによって営むもの

許可要件について(法第4条)

風俗営業 許可要件についてはこちら

 

接待行為とは

接待の定義……接待とは「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」とされています。(法第2条第3項)

接待の判断基準
  1. お酌、談笑など……特定少数の客の近くに座るなどして、継続して会話の相手になったり、酒等の飲食物を提供したりする行為。
  2. ショーなど……特定少数の客に対して、その客が使用している客室や客室内の一部でダンスやショー、演奏などを見せる行為。
  3. 歌唱(カラオケ)など……特定少数の客の近くに座るなどして、その客に対し歌うことを積極的に勧めたり、手拍子や掛け声、拍手などで盛り上げたり一緒に歌ったり(デュエット)する行為。
  4. ダンスなど……特定の客と一緒に、相手になって踊ったり、客の身体に接触しない場合であっても近くに位置し、継続して一緒に踊る行為。
  5. 遊技(ゲーム)など……特定少数の客と共に、遊技、ゲーム、競技等を行う行為。
  6. その他……客と身体を密着させたり、手を握る等の客の身体に接触する行為。